「いつも部屋が散らかってしまう」「片付けをしてもすぐに部屋が汚くなる」といった悩みを抱えてはいませんか?
実は部屋を片付けられない原因はさまざまで、中には病気や障害による影響もあることが分かっています。
そこで今回は、部屋を片付けられない原因や、上手に片付けるコツをご紹介します。
部屋を片付けられない4つの原因
部屋を片付けられないのには、大まかに4つの原因があります。
自分がどれに当てはまるのか、ぜひ確認してみてください。
「もったいない」心理が強い
片付けられない人の性格的な特徴として「もったいない」という心理が強いというものがあります。
もったいないと言う思いが強い人は、普通の人にはゴミに思える物であっても「いつか使うかも」「まだ使えるから」など、もったいない精神が働くため、物がどんどん溜まってしまうのです。
片付けが単に嫌い
性格的に面倒くさがりやで、単に「片付けが嫌い」という人も多いようです。
片付けが嫌いだと、ついつい片付けを後回しにしてしまい「後で片付けるから」と、物がどんどん溜まっていってしまいます。
日々忙しく時間が取れない
多忙で片付ける時間がない人も、部屋が散らかりやすい傾向があります。
朝から夜遅く仕事をしていると疲労困憊してしまいます。そのため、帰宅後や休みの日に片付ける気力が湧かないということは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?
忙しすぎる方はなるべく物を増やさず、物を定位置に置くようにするなど、少し工夫してみると片付けの手間を省けます。
ADHDなどの発達障害
発達障害や何らかの疾患が原因の場合は、ここまで紹介した2つの原因とは違い、「本人が片付けたいと思っていても、片付けできない状態である」という大きな違いがあります。
特に発達障害は、脳の機能が正常通り働かないことで起こる「生まれながらの疾患」です。
特に、じっとしていることが苦手で、注意力が散漫になりやすいADHDの人は、片付けが苦手な傾向があります。
「掃除をしようと始めてみたものの、他のことが気になって中断してしまう」と言った具合です。
同じ発達障害であってもアスペルガー症候群の人は、片付けが苦手というよりも「物を捨てるのを極端に嫌がる傾向」があります。
部屋を片付けられない原因がADHDなのかチェック
じっとしていることが苦手だし、注意力が散漫になりやすいというADHDの特徴を見て、「自分のこと?」と思った方は、一度ADHD診断を試してみると良いでしょう。
病院で下記の診断をしてみて条件を全て満たした場合は、「ADHD」と診断される可能性があります。
ADHDの診断については、アメリカ精神医学会(APA)のDSM-5(「精神疾患の診断・統計マニュアル 第5版」)に記述されています。
1.「不注意(活動に集中できない・気が散りやすい・物をなくしやすい・順序だてて活動に取り組めないなど)」と「多動-衝動性(じっとしていられない・静かに遊べない・待つことが苦手で他人のじゃまをしてしまうなど)」が同程度の年齢の発達水準に比べてより頻繁に強く認められること
2.症状のいくつかが12歳以前より認められること
3.2つ以上の状況において(家庭、学校、職場、その他の活動中など)障害となっていること
4.発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること
5.その症状が、統合失調症、または他の精神病性障害の経過中に起こるものではなく、他の精神疾患ではうまく説明されないことこのようにADHDの診断は医師の診察で観察された行動上の特徴に基づいて行われ、それ単独で診断ができるような確立した医学的検査はありません。しかし一部の神経疾患・身体疾患・虐待・不安定な子育て環境などが子どもにADHDそっくりの症状を引き起こす場合があり、小児科・小児神経科・児童精神科医師による医学的評価は非常に重要です。
引用元:e-ヘルスネット
部屋を片付けられない人が片付け上手になるコツ
部屋を上手に片付けるには、いくつかコツがあります。
ここでは、特に意識して置いて欲しい3つのコツをご紹介します。
収納グッズを活用する
「収納がなかなか上手くできない」とお悩みの方は、収納グッズを使ってみてはいかがでしょうか。
例えば、キッチン下の収納スペースもそのままだと使いづらいですが、ファイルボックスを食器収納に使用すると、スッキリ整理できます。
物は適当に片付けるのではなく、定位置を決めておくのがおすすめです。
そうすれば、きちんと整理されやすいですし、「どこに置いたんだっけ?」と探す手間も省けます。
1年以上使っていない物は捨てる
物で溢れた部屋に、「いつか使うかも」という理由で、使うかどうか分からないものを置いておくスペースはありません。
1年以上使っていない物は、思い切って処分してしまいましょう。
物を増やさないポイントは、「1年以上使っていない物は捨てる」ということ。
判断に迷う場合は、「保留ボックス」にまとめて、半年~1年後に見直してみてください。
定期的に不用品回収を利用してラクに片付けする
片付けが苦手な人、少しでも手間を省いてちゃちゃっと片付けてしまいたい場合は、不用品回収サービスの利用がおすすめです。
不用品回収サービスを利用すれば、自宅まで不用品を回収しに来てくれるので、重たい物を運んだり手続きをする手間が省けます。
ただし、不用品回収業者の中には、悪徳な業者も。
必ず信頼できるサービスを選ぶことが大切です。
当サイトおすすめの業者は、『不用品回収ルート』です。
画像引用元:https://www.pvjapan.org/
『不用品回収ルート』は、リーズナブルで、かつ質の高いサービスが魅力。
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