風水的観点で見ると、寝室は寝ている間に体内から悪い気を吐き出し、新鮮な良い気を吸収すると考えられています。
つまり、寝室にあるものの影響を強くうけるということ。
悪い影響を与えるものを寝室に置いているだけで、悪い影響を受けることになってしまいます。
そこで今回は、どのような物を寝室に置いてはいけないのか、具体的に解説します。
実は寝室に置いてはいけないもの
それでは早速、寝室に置いてはいけないアイテムをご紹介します。
わりと部屋にあることの多いものだったりするので、意外に思われることもあるかもしれません。
なぜ置かない方が良いのか、アイテムごとにひとつずつ説明しますね。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみは風水的に、「死」を連想させるアイテムです。
また、人の気を吸い込む性質があると考えられています。
寝室にぬいぐるみを置いてしまうと、寝ている間に気を吸い取られてしまうため注意が必要です。
どうしてもぬいぐるみを置きたい時は、寝床からなるべく遠い場所においてください。
数が多いと、それだけ多くの気を吸い取られてしまいますので、多くても2・3個までに留めておきましょう。
黒い寝具グッズ
黒やグレーなどダークな色味は、見た目のかっこよさはありますが、隠の気が強く運気を落としてしまうため、寝具には不向きです。
運気を落としてしまう可能性があるため、なるべく早く取り換えることをおすすめします。
寝具は白がベストです。白い寝具は寝ている間に邪気を取り除いてくれると言われています。
女性であれば、ピンクや花柄など優しくて明るいカラーも良いでしょう。
そして、必ず清潔な寝具を使うようにしてください。
ドライフラワーや枯れた観葉植物
ドライフラワーは、インテリアのアクセントにぴったりのアイテムです。
しかし、風水的にドライフラワーは、「死」を連想させるのでNGです。
また、良い気を空間に循環させると言われている観葉植物も、枯れてしまうと運気を上げるどころか、逆に下げてしまいます。
もし、観葉植物の葉っぱや花が枯れたら、そのままにせず、すぐに取り除くようにしましょう。
どうしても花のアイテムを部屋に取り入れたい場合は、絵画や写真、ファブリックなどで代用すると良いでしょう。
花自体は風水的に開運に役立つアイテムですが、ドライフラワーなど枯れた植物を空間に置いておくと逆効果になってしまいます。
鏡
鏡は物ごとをそのまま映し出す、風水上、とても意味のあるアイテムです。
風水的に鏡は、物ごとを増幅させたり、厄を跳ね返す力があるとされています。
これだけ強い力を持つ鏡を、人が最も無防備な状態である睡眠時に、姿が映るように配置してしまうと、大きな影響を受けてしまう可能性が。
寝ている姿が鏡に映し出される状態で配置するのは、絶対に避けてください。
ちなみに北枕は全然悪くない、むしろ風水的には良い
「北枕は縁起が悪い」と言う話を聞いたことはありませんか?
なぜ、このように伝えられているのかと言うと、日本では亡くなった人の頭を北側に向けて安置する習慣があるためです。
生きている人が亡くなった人と同じ状態で寝ることは、「死」を連想させるため、縁起が悪いと言われているのです。
しかし、風水的な観点では、北枕は「吉」とされています。
特に金運アップに重要な方角で、西は「お金を呼び込む方角」、北は「貯蓄する方角」となります。